便利屋ヤマシロ、はじめました！

このブログでは、釣りに関する本などを紹介していこうと思っています。 今回は、小説家でもあり、漫画家でもあるある、夢枕獏が書いた 「愚か者の杖～五大陸釣魚紀行～」という本を紹介したいと思います。 なんといっても、この本で一番最初に惹かれるのは、大きい本の表紙いっぱいに広がるターポンの顔です。 手とターポンとの大きさの比を見ても、このターポンが大きいのは、明らかです。 そして、ワイルドなターポンの持ち方！外国っぽいです。 本自体、結構な大型で、その中には文章と、そして、多くのきれいな写真がページいっぱいに印刷されています。 この本の魅力の一つです。 そして、肝心な本の内容の事ですが、こちらは夢枕獏さんが実際に釣行したことを書いています。 その釣行先は、あまり（釣りをする目的だと、ほとんど一生）行くことのないであろう、５か所の外国（マレーシア、アラスカ、オーストラリア、パラオ、コスタリカ、南アフリカ、）です。 その国々で、キングサーモン、セイルフィッシュ、ターポン、GT、バラマンディ、タイガーフィッシュを狙っていきます。 しかし、私がこの本の中で最も好きな所は、中学校の頃を思い出させるような夢枕獏さんの釣りや他の釣り人に対する感情です。 釣り仲間が釣ったときは、一緒に喜び、しかし、どこか嫉妬というか、敵というか、そういう感情をもってしまう夢枕獏。 読んでいくうちに、周りと一緒に釣りをし始め、また、心から釣りを楽しんでいた中学校時代に引き戻されました。 このような釣り人の釣りや魚、釣り人に対する喜び、驚き、嫉妬、、、、、がおもしろおかしく書かれています。 ぜひ読んでみてください。 （ただの感想文になってしましました。内容がうまく紹介できなくて申し訳ないです。） この本が置いてある図書館 県立図書館（那覇市寄宮１丁目２−１６） うるま市立図書館（うるま市平良川128）